2016年09月08日
飯豊山
最後の更新から大分経ってしまいました…
その間
キャンプ少なめ、山ちょくちょくと外遊びを楽しんでいました。
誕生日のお祝いをして頂いた皆さん、改めてありがとうございました。31歳、もっと成長して遊びます!
書きたいコトは山ほどあれど、今回も山の話。
8/20〜8/21
福島、山形、新潟にまたがる東北のアルプス、飯豊連峰に行ってきました。
山登りを始めたころから漠然と
「いつか行ってみたい」
と思っていた山でした。
結論から書くと
最高の山であり、自分の未熟さを痛感させられた山、山の楽しさを改めて考えさせられました。
8/20 5:10
川入(御沢野営場)から登山開始
きんちゃんと初のデュオハイク
お互い一泊でこの距離を歩くのが初めて。バックパックはパンパン。
1日目は天気に恵まれず、降ったり止んだり。ガスがかかった中の樹林帯歩き。お陰でジリジリと暑いなか歩くことはなかったけど、景色が楽しめないのは精神的には辛い。8/10にゆとりさんと登った岩木山でも嫌と言うほど経験しました。
加えてこの飯豊は稜線に出るまでがとにか長い。天候と体調の悪さで写真はまったく撮らず。
ただ辛いだけではないのが山なのかな
2〜3時間歩けば水場や小屋があり、しっかりと休憩をとれるし、すれ違う方々がみんな良い人達。歩いている途中にきんちゃんが言ってましたが、飯豊にいる人は心に余裕がある。疲れているのは間違いないのに、ぼくらにむかって「がんばれー」って笑顔で声を掛けてくれたり^^
よっぽど辛そうな顔をしていたのかな 笑
14時前後に本山小屋に到着。目的地は飯豊山頂の更にむこうの御西小屋。
この時までは小雨が降ったり止んだりでした。なので「サクッと本山とって御西行きましょう!」なんて言って歩き出したのが判断ミスだったかな、今思えば。
本山小屋を出発した途端、左側(南側)から風雨がビシビシと…
飯豊山頂も足早に通過。
御西小屋までの1時間チョイ、本来は気持ちいい稜線歩きを楽しめるハズの道。
何も見えず、全身ずぶ濡れ。満身創痍で歩き続け、ただただ御西小屋に着きたかった。ようやく小屋が見えたのは、小屋が目の前に迫ってから。
あの時の安堵感は他の何にも代え難いものがありました。
テントを張るか迷う事なく小屋泊代金の2000円を支払い、お互いに着替えを済ませたのが16時近く。雨はシャワーの代わりとなり、意外とサッパリしたのは嬉しい誤算でした 笑
この天気で御西小屋の利用者は僕らを含めて7人のみ。本山小屋ステイをあの時決めていたら濡れずに済んだだろうけど、激混みだったかなぁと先ほどの判断ミスをチャラと考え始めていました。
味噌ラーメン(生野菜と焼鳥缶詰入)で乾杯!
ぬるくても最高に美味いビールでした(*´◉◞ρ◟◉)
持って行ったアルコールはビール2本、ハイボール1本、バーボン180mlを1本。バーボン約50mlを残し、翌日の天気回復を願って20時就寝。
2時半過ぎに目を覚まし、他の宿泊者の「夜景がすごい」という声に慌てて外に出ると…
前日に歩いた山、この先に広がる山の黒く巨大なシルエットがくっきり。そしてその山々の裾野には会津喜多方、もう片方には新潟県の夜景が輝いていました。
小屋に戻り、寝ていたきんちゃんに小声で「天気ヤバイっスよ!」と伝え、それぞれ支度を開始。
朝食は昨夜に余った生野菜を入れた塩ラーメンを黙々と平らげ、4時ころ御西小屋を後にしました。
飯豊本山側は白々と明け始めてましたが、大日岳の上には綺麗に月が浮いてました。
二人とも水は空っぽで早く水場に行きたかったけど、こんな景色を見せられたら自然と歩みは遅くなる。
そのうちぼくは催して、御西小屋に戻ったり 笑
再度、御西小屋を出発したのが5時くらい。
一晩お世話になった小屋に今度こそ別れを告げて歩き出す。
必ずまた来ます
前日はゆっくり出来なかった飯豊本山山頂へ改めて登頂。するとすでに山頂にいたかたに「ブロッケン現象出てますよ」と言われ振り返る。(ブロッケン現象なるものを知らず、とりあえず振り返りました 笑)
それがこちら
輪っか状の虹のことだったんですね( ⌒⃘ཽ⃜ ◞ළ̆◟ ⌒⃘ཽ⃜ )
この写真を撮ったあと、直ぐに消えてしまいました。前日の頑張りを、飯豊山に労われた、そんな気持ちになりました。
本山小屋近くの水場でようやく水分補給を済ませ、前日はガスと雨で何も見えなかったところも雄大な景色、花々を楽しみながら歩けました。
切合小屋からは登りとはコースを変え、地蔵岳経由の大日杉へと下るコースを選びました。ここからの約5時間、ぼくの精神力を試すかのような辛い辛い道のりで、ボコボコにやられまくりました 笑
まだまだ未熟だと思い知らされてしまった…
フラフラになりながら15時ころに大日杉へ無事下山。停めてあったきんちゃんの車で川入(御沢野営場)まで戻り解散となりました(´・ω・`)
二日間で歩いた時間は20時間超、距離は40km以上だったようです。
経験、技術、装備。どれをとっても自分にはまだまだ足りないけど、登山を始めて1年3ヶ月。まだまだこれから
これまでのスタイル、これからのスタイルを考える良い山行となりました。飯豊に登ってから3週間弱経ちますが、思い出は未だに鮮明です。それほどの経験でした( ⌒⃘ཽ⃜ ◞ළ̆◟ ⌒⃘ཽ⃜ )はやくまた行きたい!
今後の山行が尚更楽しみです!まずは明後日、久しぶりにあの方とのデュオ山行が楽しみです( ⌒⃘ཽ⃜ ◞ළ̆◟ ⌒⃘ཽ⃜ )b
その間
キャンプ少なめ、山ちょくちょくと外遊びを楽しんでいました。
誕生日のお祝いをして頂いた皆さん、改めてありがとうございました。31歳、もっと成長して遊びます!
書きたいコトは山ほどあれど、今回も山の話。
8/20〜8/21
福島、山形、新潟にまたがる東北のアルプス、飯豊連峰に行ってきました。
山登りを始めたころから漠然と
「いつか行ってみたい」
と思っていた山でした。
結論から書くと
最高の山であり、自分の未熟さを痛感させられた山、山の楽しさを改めて考えさせられました。
8/20 5:10
川入(御沢野営場)から登山開始
きんちゃんと初のデュオハイク
お互い一泊でこの距離を歩くのが初めて。バックパックはパンパン。
1日目は天気に恵まれず、降ったり止んだり。ガスがかかった中の樹林帯歩き。お陰でジリジリと暑いなか歩くことはなかったけど、景色が楽しめないのは精神的には辛い。8/10にゆとりさんと登った岩木山でも嫌と言うほど経験しました。
加えてこの飯豊は稜線に出るまでがとにか長い。天候と体調の悪さで写真はまったく撮らず。
ただ辛いだけではないのが山なのかな
2〜3時間歩けば水場や小屋があり、しっかりと休憩をとれるし、すれ違う方々がみんな良い人達。歩いている途中にきんちゃんが言ってましたが、飯豊にいる人は心に余裕がある。疲れているのは間違いないのに、ぼくらにむかって「がんばれー」って笑顔で声を掛けてくれたり^^
よっぽど辛そうな顔をしていたのかな 笑
14時前後に本山小屋に到着。目的地は飯豊山頂の更にむこうの御西小屋。
この時までは小雨が降ったり止んだりでした。なので「サクッと本山とって御西行きましょう!」なんて言って歩き出したのが判断ミスだったかな、今思えば。
本山小屋を出発した途端、左側(南側)から風雨がビシビシと…
飯豊山頂も足早に通過。
御西小屋までの1時間チョイ、本来は気持ちいい稜線歩きを楽しめるハズの道。
何も見えず、全身ずぶ濡れ。満身創痍で歩き続け、ただただ御西小屋に着きたかった。ようやく小屋が見えたのは、小屋が目の前に迫ってから。
あの時の安堵感は他の何にも代え難いものがありました。
テントを張るか迷う事なく小屋泊代金の2000円を支払い、お互いに着替えを済ませたのが16時近く。雨はシャワーの代わりとなり、意外とサッパリしたのは嬉しい誤算でした 笑
この天気で御西小屋の利用者は僕らを含めて7人のみ。本山小屋ステイをあの時決めていたら濡れずに済んだだろうけど、激混みだったかなぁと先ほどの判断ミスをチャラと考え始めていました。
味噌ラーメン(生野菜と焼鳥缶詰入)で乾杯!
ぬるくても最高に美味いビールでした(*´◉◞ρ◟◉)
持って行ったアルコールはビール2本、ハイボール1本、バーボン180mlを1本。バーボン約50mlを残し、翌日の天気回復を願って20時就寝。
2時半過ぎに目を覚まし、他の宿泊者の「夜景がすごい」という声に慌てて外に出ると…
前日に歩いた山、この先に広がる山の黒く巨大なシルエットがくっきり。そしてその山々の裾野には会津喜多方、もう片方には新潟県の夜景が輝いていました。
小屋に戻り、寝ていたきんちゃんに小声で「天気ヤバイっスよ!」と伝え、それぞれ支度を開始。
朝食は昨夜に余った生野菜を入れた塩ラーメンを黙々と平らげ、4時ころ御西小屋を後にしました。
飯豊本山側は白々と明け始めてましたが、大日岳の上には綺麗に月が浮いてました。
二人とも水は空っぽで早く水場に行きたかったけど、こんな景色を見せられたら自然と歩みは遅くなる。
そのうちぼくは催して、御西小屋に戻ったり 笑
再度、御西小屋を出発したのが5時くらい。
一晩お世話になった小屋に今度こそ別れを告げて歩き出す。
必ずまた来ます
前日はゆっくり出来なかった飯豊本山山頂へ改めて登頂。するとすでに山頂にいたかたに「ブロッケン現象出てますよ」と言われ振り返る。(ブロッケン現象なるものを知らず、とりあえず振り返りました 笑)
それがこちら
輪っか状の虹のことだったんですね( ⌒⃘ཽ⃜ ◞ළ̆◟ ⌒⃘ཽ⃜ )
この写真を撮ったあと、直ぐに消えてしまいました。前日の頑張りを、飯豊山に労われた、そんな気持ちになりました。
本山小屋近くの水場でようやく水分補給を済ませ、前日はガスと雨で何も見えなかったところも雄大な景色、花々を楽しみながら歩けました。
切合小屋からは登りとはコースを変え、地蔵岳経由の大日杉へと下るコースを選びました。ここからの約5時間、ぼくの精神力を試すかのような辛い辛い道のりで、ボコボコにやられまくりました 笑
まだまだ未熟だと思い知らされてしまった…
フラフラになりながら15時ころに大日杉へ無事下山。停めてあったきんちゃんの車で川入(御沢野営場)まで戻り解散となりました(´・ω・`)
二日間で歩いた時間は20時間超、距離は40km以上だったようです。
経験、技術、装備。どれをとっても自分にはまだまだ足りないけど、登山を始めて1年3ヶ月。まだまだこれから
これまでのスタイル、これからのスタイルを考える良い山行となりました。飯豊に登ってから3週間弱経ちますが、思い出は未だに鮮明です。それほどの経験でした( ⌒⃘ཽ⃜ ◞ළ̆◟ ⌒⃘ཽ⃜ )はやくまた行きたい!
今後の山行が尚更楽しみです!まずは明後日、久しぶりにあの方とのデュオ山行が楽しみです( ⌒⃘ཽ⃜ ◞ළ̆◟ ⌒⃘ཽ⃜ )b
Posted by ヒロス at 22:42│Comments(4)
│【登山】
この記事へのコメント
ブロッケン現象今日テレビで
やってまして実にタイムリーで貴重な
お写真だと思います^^
やってまして実にタイムリーで貴重な
お写真だと思います^^
Posted by 劇団にひき at 2016年09月09日 00:19
劇団にひきさん
お久しぶりです!コメントありがとうございます‼︎
前の日に同じ場所で冷たい雨風に打たれていたので尚更嬉しいブロッケンでした!
お久しぶりです!コメントありがとうございます‼︎
前の日に同じ場所で冷たい雨風に打たれていたので尚更嬉しいブロッケンでした!
Posted by ビロス at 2016年09月10日 00:16
お疲れ様。
飯豊は結局優しい山ね( *´艸`)
経験不足なんかじゃ無いっす。経験したから、次はより楽しく歩きましょう(≧∀≦)ノ
いつの日か、飯豊連峰を舐めまわそうね(笑)
飯豊は結局優しい山ね( *´艸`)
経験不足なんかじゃ無いっす。経験したから、次はより楽しく歩きましょう(≧∀≦)ノ
いつの日か、飯豊連峰を舐めまわそうね(笑)
Posted by YOCCHI at 2016年09月11日 08:12
ヨッチさん
ありがとうございます‼︎
間違いなく大きな、山への考えすら変わる最高の経験でしたね。次は一緒に飯豊しましょう!
全部舐めまわすのは一生かかりそうです 笑
ありがとうございます‼︎
間違いなく大きな、山への考えすら変わる最高の経験でしたね。次は一緒に飯豊しましょう!
全部舐めまわすのは一生かかりそうです 笑
Posted by ヒロス at 2016年09月12日 21:11